研究員が還暦を迎えるまで生きるのは珍しい。いや、BiSが解散したのが2014年なので、12年前に48歳だった研究員自体が少ないのだが。
2026年3月24日、ノグチの60歳を祝う「ノグチ還暦Night」が開催された。このイベントのTwiPlaが作成されたのは2023年頃なので、3年も準備期間があったことになる。しかし、日程が確定したのは1か月前で、居酒屋でやることしか決まっていなかった。雑すぎる。
かくして当日、BLAZE前広場こと歌舞伎町シネシティ広場に我々は集合し、白木屋新宿歌舞伎町総本店へと向かった。新宿歌舞伎町総本店は、150人まで予約できる異常な店舗だからだ。
ところが満員。なんと誰も予約していなかったのだ。すると店員さんが、今は卒業シーズンの大学生で満員なのだと説明してくれた。たしかにそうなのだ、研究員の感覚が大学生から離れているだけで。
30人近い集団が店頭で途方に暮れていると、店員さんが「みなさん、よく来てくれるから!」と、なんと席に案内してくれた。まさに店内は大学生だらけ、泥酔者だらけ。店員さんが3000円コースを用意してくれて、大学生の倍ほど生きている人間が大半を占める集団が、ようやく席に着くことができた。どれだけ人の好意に甘える集団なんだ。
本日の主役であるノグチは、颯爽と赤いちゃんちゃんこで登場。カメラに向けて次々ポーズを決めてみせた。やる気がありすぎる。
この日は、ノグチではない人から、大変おめでたい報告もあり、みんなそれぞれにライフステージが変わっているんだな……と、しみじみと感じ入ることになった。脱線したままの人間は脱線したままだが、それは置いておいて、しみじみと感じ入りたくなる夜もある。
この日は、ノグチの通っていた現場であるlyrical schoolのヘッズの人も来てくれた。lyrical schoolは2026年4月19日に解散ライヴがあり、そこでノグチはかつての推しである大部彩夏さんに再会、彼女はお子さん連れだったために、ノグチは「推しの子」に会うことになるのだが、そんな未来をまだ誰も知らない。生きていることだけが、数奇な運命を呼び込める。
「ノグチ還暦Night」の後、ノグチはlyrical schoolやfishbowlの現場に赤いちゃんちゃんこで行き、チェキを撮っていて、私は唖然とした。しかし、オタクはレスをもらうために生きている動物だ。認知、レス、私信のみを貪欲に求めながら還暦ネタを擦り倒してほしい。
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