もうずっと2013年でいいよ

2023年9月17日午前5時、「ヤブ医者ごまかせNight」vol.11が、数々の笑いと奇行と奇声、そして甘酸っぱい赤字を残して終了した。……あんなに客が入ったのに赤字なの!?

それはともかくとして、今回はミチバヤシリオ、「わっきー」ことワキサカユリカさん、来賓の泉茉里ちゃんという顔ぶれが揃い、完全に私たちは2013年にタイムスリップしていた。もうずっと2013年でいいよ……。

詳細は省くが、イベントの途中でフランクが「今回で終わりでもいい」と言うほど内容は充実していた。ミチバヤシとわっきーが一緒に歌う姿を見られただけで、私は胸いっぱい。第1期BiSのアンコールで、しんくんがなぜかよく発動していたクリスタルキングの「大都会」を、本人がまた歌っていたのも良かった。三角関係は、「ヤブ医者ごまかせNight」の11回の歴史で初めて、インターネット上に載せられないコンテンツを生みだしてしまう事故を起こしたので、変装が本人に似すぎてしまう事態は今後くれぐれも注意してほしい。平成墓嵐の夕月未終が、打ち合わせなしで私にBiSの「nerve」を歌わせたので、翌日は喉と脚が使いものにならなかった。

研究員が死ぬと動員が増える「ヤブ医者ごまかせNight」だが、今回を見ていると、誰も死なないのが一番いい。当たり前の話だ。誰かが死ななくても、いいイベントはできる。赤字は出るけど。

10年ぶりに会ったわっきーは今も少年のようで、わっきーから聞いた10年前の私に対する所感は、10年越しに突如渡された通知表のようだった。

イベント終了後の阿佐ヶ谷駅前で、私のブログを読んでいるというミチバヤシに心配されたので、できれば無理せず生きていきたい。これが難しいのだ。今、この瞬間も満身創痍なのだから。

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