極端すぎることは理解している

全身の細胞が茹であがりそうな暑さの続く2025年8月下旬の夜、五味未知子と新宿の喫煙可の喫茶店で落ちあい、彼女の様子がおかしいことを確認してから、我々はピザを食べに行くことにした。食事を終えると、五味ちゃんはシーシャが吸 … 続きを読む

今宵ふらっと現れてください

2025年8月10日に新宿ROCK CAFE LOFTで開催された「ヤブ医者ごまかせNight」vo.15は、悲願である黒字を達成した。長い道程だった……。ROCK CAFE LOFTに人が来ると、みんなつい入り口で話し … 続きを読む

サッカーじゃないんだよ

誕生日に予定がないと憂鬱だと話したところ、「だったらみんなでお祝いすればいいじゃないですか」というようなことを言ってくれたのは、ふたたびあおだった。 そんなわけで、53歳の誕生日当日である2025年7月15日に向けて、私 … 続きを読む

大人でもあれでいいんだ

ふたたびあおが私を見て「宗像さん」と名前を呼んでくれたのは2025年5月12日のことだった。なぜ認知があるのだ……? その日は渋谷のLOFT 9で五味未知子によるイベント「1日限定メイド喫茶『喫茶 未知の子』」が開催され … 続きを読む

ずっと春でいいのに

17時30分を過ぎてようやく夕暮れが街の影を濃くしはじめた2025年4月上旬、永田町から日比谷へと向かって歩きはじめた。青山通りを皇居に向けて歩くと、左手に見える弁慶壕の石垣では桜が咲き誇っている。内堀通りへと出ると、目 … 続きを読む

ソメイヨシノではないかもしれない

桜が咲いている日々は、私が孤独であることをこれでもかと念押しして伝えてくるので、別に嫌いな花ではないが勘弁してほしい。この街には桜が多い。桜が咲き誇る川辺には家族連れなどが溢れていて、周囲の人々の笑い声のなか、一眼レフで … 続きを読む

ねっしーの生還

数年ぶりに会ったねっしーは、拍子抜けするほど以前と変わらない雰囲気だった。そこが病室であることを除けば。 2025年2月、ねっしーのSNSが更新され、2024年3月に高熱を出して意識を失いICUに入ったこと、2024年末 … 続きを読む

一番のモンスター

「メンヘラ好きそう!」と私を評して笑う浜辺ゆりなに、曖昧な笑顔を返すことしかできなかった2025年2月中旬、午後の淡い光に包まれた皇居外苑は相変わらず人も少なく、冷たい空気が人々の頬を刺すだけだった。ゆりなが「ここは誰の … 続きを読む

「Small Circle of Friends」の人間

これまで4冊の単著を出してきたが、プロモーションに関してはすべてが異なる流れを経ている。そもそも、これまでは渡辺淳之介さん、鈴木慶一さん、大森靖子さんと、特定の人物についての書籍だったのに対して、2025年1月7日に発売 … 続きを読む